農家初心者必見!籾摺り機ロール交換の方法|佐竹NPSシリーズ対応

作業機

※以下、掲載動画のAI自動書き起こしを使用させていただいております。

籾摺り機のロールは消耗品で、使用しているうちに摩耗して薄くなり、精米効率が落ちてしまいます。摩耗したまま使用を続けると、仕上がりが悪くなるだけでなく機械への負担も大きくなります。そのため、定期的なロール交換が欠かせません。

ここでは、佐竹の籾摺り機「NPS5500E」を例に、初心者でも実践できるロール交換方法を紹介します。


ロール交換に必要な道具

  • 通常は 13mmの長いビットソケット が必要
  • 今回は応用として「籾摺り機の移動キャスター収納棒」を代用
    • 先端が13mmになっており、延長ビット代わりに使える

専用工具がなくても工夫次第で交換可能です。


ロール交換の手順

1. ロールの摩耗確認

  • ロールの表面が極端に薄くなっていたら交換時期
  • ゴム部分がすり減り、籾がしっかり摺れない状態は要注意

2. ボルトを外す

  • ロール両側のボルトを外す
  • 真ん中のプーリー軸のボルトは外す必要なし

3. 古いロールを取り外す

  • 移動キャスター棒やレンチを使ってボルトを緩める
  • 固着している場合は無理をせず、少しずつ回す

4. 新しいロールを取り付ける

  • 車軸ダイヤルを調整してロールがはまる幅に広げる
  • ロールをセットし、外したボルトをしっかり締める
    • 高速回転する部品のため、必ず強く固定すること

5. ロールの種類について

  • 本来は片側に 赤色(耐久性が高い)ロール を入れるのが理想
  • 在庫の都合で両方緑ロールになる場合もあるが、耐久性を考えると赤色ロール推奨

交換後の調整

  • 電源を入れ、自動ロール調整機能で間隔を設定
  • 籾の仕上がりを確認し、必要に応じて再調整

まとめ

籾摺り機のロールは摩耗が進むと作業効率が落ちるため、早めの交換が重要です。

  • 専用工具がなくても代用可能
  • ボルトは確実に締めること
  • 赤色ロールの方が耐久性が高くおすすめ

初心者でも正しい手順を踏めば安全に交換できます。中古農機具を利用している方や長年使用している方は、ぜひ一度ロールの状態を点検してみてください。

※ここで紹介している方法はあくまで一例です。機種や状況によって結果が異なる場合がありますので、実施の際はご自身の判断で安全に作業してください。
なお、当サイトの情報を参考にして行われた作業・整備等により生じたいかなる損害についても、当サイトおよび運営者は一切の責任を負いません。

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