コンバイン掃除は「エアブロー」が基本!効果的な方法と注意点
メンテナンス
※以下、掲載動画のAI自動書き起こしを使用させていただいております。
農繁期が終わると、コンバイン内部には大量のホコリやワラくずが溜まっています。そのまま放置すると故障やトラブルの原因になるため、定期的な掃除が欠かせません。今回は、YouTube動画「コンバイン掃除 エアブロー編」で紹介されていた方法を参考に、エアブローによるコンバイン掃除の手順と注意点をまとめました。
なぜエアブローが重要なのか?
コンバインの掃除には水洗いもありますが、エアブローを先に行うことが鉄則です。
理由は以下の通りです。
- ホコリが付着したまま水をかけると、固まって落ちにくくなる
- 細部まで空気で吹き飛ばすことで、後の水洗いが効率的になる
- ラジエターやオイルクーラーなど水に弱い部品の保護にもなる
つまり、エアブローは仕上がりを大きく左右する作業なのです。
コンバイン掃除 エアブローの手順
1. カバーを外して上から下へ
まずはコンバインの各カバーを取り外し、掃除口を開けます。
掃除の基本は「上から下へ」。上部のホコリを飛ばしてから下へ移動することで、効率よく作業ができます。
2. タンク・アンローダーの清掃
タンクの蓋や点検窓を開け、エアブローで内部を掃除します。グレンタンク底部のスクリュー周辺も忘れずに。
3. エンジンルーム
ラジエターやオイルクーラーはホコリが溜まりやすい部分。
ただし、フィンを傷めないようにエアガンを近づけすぎないことが大切です。
4. エアクリーナー
エアクリーナーが真っ黒になっている場合は、交換のサインです。フィルターの状態をチェックしましょう。
5. 刈取部・カッター周辺
カッターやワラが絡まりやすいスプロケット周辺も徹底的に清掃。
安全のため、ロックを確実にかけてから作業してください。
使用するエアガンとコンプレッサー
- 長めのエアガンを使用すると奥まで届きやすい
- コンプレッサーの容量が小さいと連続作業が難しい
- 動力散布機を利用する人もいる
ご自身の環境に合わせて道具を工夫することがポイントです。
エアブロー掃除の注意点
- マスク必須:大量のホコリが舞うため、防塵対策を忘れずに
- 安全確保:回転部のロックを必ず確認
- 分解は自己判断で:カバーやケースの取り外しは機種によって異なるため、無理に分解しなくてもOK
まとめ
コンバインの掃除は「エアブロー」と「水洗い」の二段階が基本。
特にエアブローを丁寧に行うことで、仕上がりの清潔さが大きく変わります。
- 上から下へ順序よく
- ラジエターやオイルクーラーは慎重に
- マスク着用で安全第一
コンバインを長持ちさせましょう。
※ここで紹介している方法はあくまで一例です。機種や状況によって結果が異なる場合がありますので、実施の際はご自身の判断で安全に作業してください。
なお、当サイトの情報を参考にして行われた作業・整備等により生じたいかなる損害についても、当サイトおよび運営者は一切の責任を負いません。
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