クボタトラクター燃料切れ時のエア抜き方法|始動できないときの対処法
エンジン
※以下、掲載動画のAI自動書き起こしを使用させていただいております。
農作業中にうっかり燃料を切らしてしまい、クボタトラクターがエンジン停止してしまった…。そんな経験はありませんか?
燃料切れの後は、単に給油するだけではエンジンはかからず、**燃料ラインに入った空気を抜く作業(エア抜き)**が必要になります。
ここでは、クボタトラクターで燃料切れが起きた際の正しいエア抜き方法を解説します。
燃料切れで起こる症状
- エンジンが突然停止する
- 給油してもセルを回してもエンジンがかからない
- 何度かけても「空回り」したような状態になる
この状態は燃料タンクからエンジンへ燃料が送られる途中で、燃料ラインに空気が混入していることが原因です。
クボタトラクターのエア抜き手順
1. 燃料フィルタのバルブを緩める
- 燃料フィルタ横にあるエア抜き用のバルブを確認
- 反時計回りに回して緩め、空気が抜けるようにする
2. アクセルを全開にする
- アクセルレバーを**最大(全開)**にしておくことで燃料がしっかり送られやすくなる
3. セルを回す
- セルモーターを回してエンジンを始動
- エンジンが安定して高回転で動き始めたら、燃料が行き渡った証拠
4. バルブを締める
- 最後にエア抜きバルブを時計回りに閉める
- これでエア抜き作業は完了
注意点とポイント
- 最近のクボタトラクターは燃料系が改良されており、極端にエアが溜まりにくい構造になっています。
- しかし、完全に燃料を切らしてしまった場合や長時間使用しなかった場合には、今回紹介したエア抜きが必要になるケースがあります。
- 作業は必ずエンジン停止状態で行い、周囲の安全を確認してから行いましょう。
まとめ
クボタトラクターで燃料切れを起こした場合は、ただ給油するだけではエンジンはかかりません。
- エア抜きバルブを緩める
- アクセル全開でセルを回す
- エンジンが安定したらバルブを閉める
この流れを覚えておけば、現場で慌てることなく対応できます。
※ここで紹介している方法はあくまで一例です。機種や状況によって結果が異なる場合がありますので、実施の際はご自身の判断で安全に作業してください。
なお、当サイトの情報を参考にして行われた作業・整備等により生じたいかなる損害についても、当サイトおよび運営者は一切の責任を負いません。
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